満月は人間に影響を与え、犯罪発生率があがるは嘘!?

満月になると人は凶暴になり、犯罪発生件数があがるという。

それはオオカミ男を連想させるような、

伝説的な、言ってみればまゆつばな話に聞こえるだろう。

しかしだ!

月の満ち欠けが海に与える影響は絶大だ。

新月と満月の日は大潮の日となり、満潮と干潮の程度の度合いが大きくなる。

ならば!

約70%が水分である人間に何かしらな影響を与えるのは果たして、

まゆつばと言えるのだろうか?

幻想と思われたオオカミ男の原因がわれらの体内にある血液などの水分にあるとすればどうだ?

よく頭に血が上りやすいという話がある。

つまり、月の引力が最大値になる満月において、

頭にわずかとはいえ血が上りやすくなり、

そのわずかな差で人は感情的になり、暴力的になり、ひいては犯罪件数があがる!

そういってもいいのではないか!

等というアホなことをいう人間がいれば、

その人間の頭にこそ最大引力の幻想的な月が浮かんでいるといえるだろう。

しかし、諸説あるとはいえ、人間が水分70%であるが為に、

月の引力によって、感情を変化させられると考えているアホがいくらでもいるらしいのだ。

海の満ち欠けはその海の水分量が多いからこそ、大きな現象として現れるのだ。

月の微弱な引力の差はそれほどの大きさでないと現れない。

われわれのもつコップの水、つかる風呂の水に満ち欠けは少なくとも見受けられない。

そんな微弱な影響をもしも、もしも! 受けるというならば、デブは感情的でなければならない。

デブは水分量がやせぎすよりも多い。

つまり彼らは通常の人間よりも、感情的であり、満月となれば凶暴になるのだ。

ちなみに、Full moon and crime というレポートでその「満月と犯罪率」のデータが見れる。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1444800/pdf/bmjcred00533-0087.pdf

この中のグラフを見てほしい。

2014y06m01d_152235467

笑うが良い!

フルムーン、すなわち満月で犯罪が急激にアップしている。

アホか!

もしも、月の引力に原因があるならば、変化は月の満ち欠けと比例的でなければならない。

しかしこのデータは満月だけが突出しているではないか。

そもそも月の満ち欠けによる引力影響よりも地域差による重力影響の方が大きいだろうが!

 

九州と北海道で800分の1の差になっています。わかりやすい例で言うと、九州の100kgの人間は、北海道では 100.125kgに、逆に北海道で60kgの人間は、沖縄に行くと59.92kgになります。
「海外移住と重力分布の世界地図」より引用
http://emigration-atlas.net/environment/gravity.html

日本でもっとも重力を受けているのは北海道、受けていないのが沖縄である。

逆にいえば、月の引力も北海道と沖縄では受けている力が違うということだ。

しかし、次のサイトを見ていただきたい。

都道府県の犯罪発生率ランキング
http://area-info.jpn.org/CrimPerPop.html

緯度による影響をどうみても受けてはいない。

むしろ、中央に位置する大阪、愛知当たりで犯罪発生率が高く、

重力や引力が関係しているとは思えない。

当然だが、社会的側面などの影響を受けている可能性が非常に高い。

月齢に関するデータでまともなデータはない!

というのは、言いすぎかもしれないが、すぐには出てこない。

もしも、これがまゆつば的な話でなければ、いくらでも資料が出てこなくてはおかしいのだ。

当然だろう?

犯罪発生率はアップする、交通事故はアップする、出生率もアップする。

感情が変化するならば、

経済も、

恋愛も、

スポーツも、

何もかも影響を与えるものすごいことなのだ。

そんな大きな影響があるならば、もっと資料が存在しなきゃ、

はっきりいって科学界が終わってるというものだ。

もしも私のこの文章が間違っていたら、

私をたたかずにそんな影響度を無視した統計データばかりとっている警察などを叩くと良い。

むしろ、叩くべきだ。断じて私を叩くべきではない!

警察庁発表の警察白書は日にち別に犯罪率を発表はしていないからだ。

月別、年別までの発表しかしていないのだ。

もしも、本当に月齢と犯罪発生率に相関関係があるなら、

月齢別、あるいは日にち別の統計も取るべきである。

……少し私も興奮気味に記事を書いているようだ。

これも月の満ち欠けが原因だろうか?

しかし、データはないが、人々が月齢によって影響を受けている可能性はある。

それはそのまま「月の影響」という意味ではなく、

「社会的な月(=month)の影響」を受けている可能性だ。

我々は1月から12月の月のこよみの中で生きている。

給料日で浮かれる日もあれば、月末締めの忙しい人もいるだろう。

そんな日にちの習慣によって、

月齢に影響を受けているかのように見える相関データができる可能性はある。

よって、警察白書はもちろん、

その他の統計を取る組織や団体も統計は日にち別できちんととるべきである。

そこには驚くべき真実がある可能性はある。

満月の日は本当に感情的になるのか?

出生率もあがるというが、本当なのか?

それこそ夫婦の営みが給料日に影響を受けている可能性はないのか?

データがあれば、それが一番良い。

このように長々と論じなくともよかっただろう。

私が述べているのは引力による影響であったり、

データがないのにも関わらず月は影響を与えるというむねの説明についての批判である。

本当に影響があるながら、

逆手にとって少子化対策(満月は出生率をあげるといわれている)、

不眠対策や鬱対策などの精神疾患対策、

犯罪抑止策などさまざまな改善案が提案できると思われる。

月が人に影響を与えるのは伝説なのか現実なのかそろそろ決着をつけるデータが欲しいところだ。

今のところのデータやデータがない現実を見れば、「影響はない」が私の立場である。

あなたはどう思うだろうか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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