教育の話。なぜ褒めるのか、なぜ叱るのか?

なぜ褒め、なぜ叱るのか?

今回は褒める、叱るについて考えてみた。

私は褒められたら伸びるタイプといつも甘えているが、

それは本当に正しいのだろうか?

褒める技術、叱る技術。

褒める言葉、叱る言葉。

文章を通して判断してもらいたい。

 

良いことができたら、褒める。

悪いことをしたら、叱る。

 

でも、なぜ?

 

と問われたら、当然だろうバカめ、と思う読者の方もいると思う。

 

だが、本当に当然だろうか?

 

「良いことができたら、褒める」のは、

「いいことができたから、褒める」のではない。

「悪いことをしたら、叱る」のは

「悪いことをしたから、叱る」のではない。

 

ほぼ文章が一緒で混同しやすいだろうが、読み取ってほしい。

でも、勘違いしている人も多いように思うのだ。

人によれば、

「褒めたいから褒める」

「叱りたいから叱る」

という人もいるだろうが、今回は割愛だ。

 

正解は、「今後も良いことをしてほしいから、褒める」のだ。

「今後は悪いことをしてほしくないから、叱る」のだ。

 

こう捉えると、

「なに。なるほど!」と思われる方もいるかもしれない。

なにを当然のことを、と思われる方もいるかもしれない。

 

しかし、これが分かっているだけで教育において褒める、叱るの考えが変わるはずだ。

 

例えば、テストで60点を取ったとする。

なら、あなたならどうする?

褒める? 叱る?

 

実はこれだけでは判断できない。

 

では、前回の点数が40点だった場合はどうだろうか?

褒める、という人が多いとも思うが、叱ってもよい。

ただ目的が分かっていればよい。

例えば今回の目的は

「今後も勉強をきちんとしてもらいたい」という場合。

 

褒める場合は

「前回から20点もあがってすごいね。

次も期待しているから、勉強頑張って」

叱る場合は

「60点? 愚か者め。まだまだだ!

もっと勉強しろ! 期待している」

みたいに使い分ければ良い。

文章はもっと良いものを自分で考えて、

褒めるなり叱るなりしてほしい。

叱る場合も、

叱ることによってどのように相手を伸ばしてあげるかを考えよう。

ただ投げやりに叱っては意味がない。

「期待している」などきちんと相手を見ていると伝えることが大切だ。

 

また人は明確な目的を持つと努力をしやすくなる。

褒める場合も、

「凄いわね! 次は80点目指そうね。あなたならできるわよ」

とした方が良い。

80点というできそうな目標をたてたことで、

その子は頑張ってくれるだろう。

 

けっして、また同じ点数の目標をたてたり、

あまり高い目標をたてないことだ。

少し頑張ればできる、

という目標こそが一番モチベーションを持ちやすいからだ。

 

あるいは、もっと細かくテストの問題ごとにできたこと、

伸びたことを褒めるのも良い。

できなかった問題を浮き彫りにされ、

次はその問題をがんばろうとうながすのだ。

 

「褒める」「叱る」のどちらが良いかなんて答えはない。

「褒める」「叱る」はツールにしかすぎない。

明確な目標を持たせること、よく見てあげること、

その上で褒める、

叱るでモチベーションを高めてあげることが大切なのだ。

 

今後も伸びしろがある、また今が急激に伸びていると感じたら、

お小遣いをあげるのも手である。

お小遣いは子供にとってとても嬉しいことだからだ。

でも、お小遣いは褒めると叱ると一緒で、今後のためにあげるのだ。

伸びしろがあまりない、

今は伸び悩んでいる時にあげてもあまり意味はない。

ここぞという時にこそ、

お小遣いという子どもにとってかけがえのない報酬を与えるべきだ。

 

教育で一番大切なのは「きちんと見てあげること」、

それを「伝えてあげること」なのである。

その方法は自由に選んでいいが、

間違っても方法(褒める、叱る)が目的にならないことを祈る。

 

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