いつまでたってもあきらめない。それは悪癖です。

悩みを解決できない人に多く見られるのが「安定化作業」という状態です。

もともと生物には恒常性という機能が備わっています。

これは身体のどこかに変調を感じたら、

元に戻して一定の状態を保つという機能です。

人間の場合は身体だけではなく心にも同じような働きがあるようで、

現状維持でいいなら、そのほうが楽だから変わりたくないと考えます。

人間は本来、安定を好み、変化を嫌う生き物なのです。

しかし、現状維持が常に最良の選択であるとかぎりません。

さまざまな心の重荷を抱えている人にとっては、

苦しみ以外の何者でもないはずです。

頭では「変わらなくては」とわかっていても、変わりたくない、

変わらなくても大丈夫かもしれないという誘惑に負けて現状に留まろうとします。

では、どうすればよいのでしょうか

 

 

選択肢を減らす

多くの人は、悩みをなくすために、

その根本に横たわる問題を解決しなければならないと考えているでしょう。

でも、それはまったくの誤解です。

普段は意識することもないでしょうが、私たちの心には「容量」があります。

「心が重い」というのは、いろんな選択肢がごちゃごちゃに詰め込まれて、

容量がパンパンになっている状態です。

「心が軽い」というのは選択肢がすっきり整理されて余裕がある状態です。

だから「心が重い」状態を何とかしたいと思ったら、

心の中を整理整頓して、隙間を作ってあげればいいのです。

ひとことでいえば選択肢を減らすということです。

状況を落ち着いて考え、今やるべきこと、後でやるべきこと

いっそしないでもいいことなど、優先順位を考える。

そうすることで今やるべきことの選択肢はかなり減り、

悩んで時間を消費することもなく、次へのステップに移れます。

 

不安は放っておくと「幻想」に成長する

どんな小さな障害でも、悩むことで大きな悩みを呼び起こします。

例えば「営業成績が悪く、このままではリストラされるかもしれない」

と悩んでいる人がいたとします。

このご時世、リストラにあえば再就職は難しい。どこかが拾ってくれても、

希望の仕事に就けるとは限らない。不本意な仕事なら成果も上がらず

またリストラの対象になるかもしれない。子供も小さいし、家のローンもあるし。

この場合、徹頭徹尾「かもしれない」のオンパレード、

つまり「幻想」以外のなにものでもありません。

未来に対する不安が、悩みの正体なのです。

この場合どうすればよいのでしょう

将来に対する「見通し」が立てばいいのです。

先の未来を「想定」して「見通し」をつけてみるだけで、気持ちが楽になります。

これまでの「かもしれない」という曖昧なイメージを、

「こうなるだろう」というはっきりしたイメージに変えるのです。

悩みを抱えている人にとって一番つらいのは、

「どうしよう」という思念ばかりが頭をぐるぐるまわり、

後にも先にも進めない状態です。

どんな難しい問題にも突破口は存在します。

その突破口さえ見つけて「見通し」をたてることができたら、

ひとまずこちらの勝ちなのです

 

「後悔」してる人は2つの罠に気をつけろ

過去にいったんはあきらめることができたのに、

後になってあきらめなければよかったと悔いること。

過去へのマイナスな気持ちが後悔です。

そしてこれが現在の、あなたの気持ちにまで影響し

「あきらめるかどうか」の決断を難しくしている原因になっているかも知れません。

しかも現在だけではなく、未来への不安を連鎖的に呼び起こす可能性もあります。

「あきらめたほうがいいだろうな」と思いながら、

なかなか「あきらめ」に踏み切れない人の多くは、

後悔することを心配しているのではないでしょうか。

そもそも後悔を生む原因は、大きく2つあります。

  1. 心残りがある
  2. 主体性がない

言い換えるには、この2つさえクリアすれば「あきらめ」は必ず成功します。

心残りを排除したのち、主体的に「あきらめるかどうか」を検討し、

「あきらめ」を実行すれば、後からぐずぐずと後悔はしません。

 

心残りの解決

物事を「あきらめる」うえで大きな障害となるのが、心残りです。

達成したいけどまだ達成できていないことに対して、

人は強い執着を持ちます。

それを完了させなければ先に進めないという気持ちになります。

たとえば会社を辞めようか(あきらめる)どうか迷っている男性がいるとします。

彼は人間関係や仕事上のストレスで体調を崩し、会社にも失望、

未練も愛着も感じなくなっていました。

でも、彼にはひとつだけ心残りがありました。

「あの大嫌いな部長が辞めるまでは辞めたくない。先に辞めたら負けだ」

そんな彼にお勧めが「リフレーミング」です。

これは自分の持っているframe(枠組み・考え)を

re(再構築)するという意味です。

物事を異なる角度から見ることで、

その対象が持つ意味を変化させることを言います。

先ほどの彼の例ですと

「先に辞めることに現実的なデメリットはひとつもない」

「メリット、デメリットでいうなら若いうちに辞めたほうが転職にも有利だ」

「どちらが先に辞めるかでこだわっているのは自分だけで、

相手は何も思っていないのではないか」

「だとすると独り相撲はカッコ悪いな」

などと考えてみてはどうでしょう。

悩みの渦中にある人はなかなか、「別の角度で考えよう」という

発想を持つことは難しいかもしれません。

だからこそ、意識的に実践する必要があると思います。

 

人の意見を受け入れるほど、後悔する。

誤解してないで欲しいのですが、人に相談したりアドバイスを仰ぐことは、

決して悪いことではありません。

むしろ冷静な第三者の意見に耳を傾けることは、悩みの正体を明らかにしたり、

心残りをリフレーミングする上で最も有効な手段です。

大切なのは、第三者の提案を「自分なり」に租借して主体的に

「あきらめるかどうか」を検討することが大切なのです。

自分でよく考えて選んだ「あきらめ」「あきらめない」は、

どんな結果になっても納得しないものです。

そればかりか、だんだん人から決断を押し付けられたような気になり、

責任転嫁や逆恨みにもつながります。

人の意見を取り入れること、自分の主体性を貫くことは、

一見して矛盾に感じるかも知れませんが、

最後の判断は自分ですることを意識することが大切なのです。

 

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