体罰は必要!考えなしに否定するべきではない!

体罰の良し悪しについて議論になることがある。

教育的な問題はむずかしく、どちらが良いのか悪いのか判断は付きづらい。

体罰を受ける人間の資質にもよるだろうし、何が目的かにもよる。

道徳的な意味でも変わってくるだろう。

体罰をする側のメリット、デメリットはどうか?

体罰をされる側のメリット、デメリットはどうか?

視点を変えるだけで、良し悪しは変わってくるからだ。

今回は「体罰をする側」からみて良いか悪いかを論じる。

体罰を全肯定する訳ではないことを忘れないでほしい。

まず、過度な体罰は悪い。

体罰をする側から見ても、強制力として、過度な体罰は悪いのだ。

しかし、少しの体罰なら良い。

あくまで体罰をする側での話、である。

なぜか?

 

次のような実験がある。

あるネズミに迷路を覚えさせる、というものだ。

ネズミを3つのグループに分ける。

それぞれAグループ、Bグループ、Cグループとしよう。

Aグループは迷路で失敗すると弱い電気ショックを与える。

Bグループは迷路で失敗すると通常の電気ショックを与える。

Cグループは迷路で失敗すると強い電気ショックを与える。

どれが一番迷路を覚えることができたか?

それはBグループである。

Cグループは過度な電気ショックにより錯乱して、迷路を覚えなかった。

迷路を覚えるよりも、逃げ道ばかり探していたからだ。

過度なショックは、能率を下げる、という実験結果である。

人間でも似たような実験がある。

以前【金持ちはなぜ金持ちなのかの1つの仮説】にも書いたインド人の実験だ。

詳細は省くが、過度な報酬を与えると人間は能率が逆に下がるという結果だった。

電気ショックと報酬では話しが違う、と思うかもしれない。

しかし、失敗したら電気ショックを受ける

⇒成功したら電気ショックを受けない報酬が得られる。

と、いう風に報酬と電気ショックは似たような構図でとらえることができるのだ。

インド人もネズミの実験も、

中ぐらいの報酬や電気ショックが一番能率が良いという結果だった。

つまり、少しぐらいの体罰は与えた方が、部下、生徒などは能率よく動く。

しかし、この二つの実験で一番分かりづらかったのは、

中ぐらいというのが個々でどの程度の電気ショック、

報酬をさすのか分からない点だ。

人によっては過度に感じることもあれば、足りないと思うこともある。

当然のことだ。

部下や生徒も個々によって違うのだから、

画一的に体罰をしまくれば良いというものでもない。

大切なのは、部下や生徒を観察し、

どの程度の体罰でモチベーションが保てるのか? だ。

もちろん、体罰ばかりではなく、

ほめるという報酬も効果があるのだから、した方が良い。

まったく面白味のない結論だが、個人個人に差があり、

体罰もほめることも過度は禁物なのだ。

時には体罰も必要であり、人によれば体罰は必要ではない。

体罰自体が過度な場合は叱る程度で良いのだ。

試されているのは部下や生徒ではない、上司や教師であることを忘れてはならない。
[おすすめ]

もしこの記事が気に入って頂けましたなら、

はてなブックマークやツイッター等で

シェアをお願い致します。非常にはげみになります。

コメントを残す

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

サブコンテンツ

このページの先頭へ