「自分の言葉」で語れない人は一生損する。「自分の言葉」の作り方

「自分の言葉でしゃべりなさい」とか

「君には自分の言葉というものはないのか」

など言われたり、言いたくなったりしたことはありませんか。

社会人になると、「自分の言葉で語れない人」は、

人生のすべての場面で損をします。

就職活動でなかなか内定をもらえない、

会社に入ってからも評価されない、

平たく言えば、軽く扱われてしまうのです。

「借り物の言葉でしか語れないやつ」

それは、そこの浅い人間と思われているのと同じなのです。

自分の言葉は、自分の考え方を表現するもので、

心の内側から湧き出てくるもの。

テクニックなんかあるはずはないと思って、

がっかりしている人いませんか。

しかし、多くの人は確固たる自分の考えを

持っているものではありません。

その時々で、周りの人の意見に左右されたりして、

揺らいでいるのです。

でも、いろいろ揺らぎの中で考えていることはあります。

うまく整理できていなかったり、

適切な言葉で表現できない状態なのです。

では、「自分の言葉」をどう獲得すればよいのでしょう

 

「借り物の言葉をそのまま使わない」と決意する。

当たり前なのですが、とても重要なことなので、心に留めときましょう。

 

「自分の言葉」で語っていると、他人に思ってもらう

そもそも「自分の言葉」って何でしょうか。

他人から見て「この人は自分の考え方や価値観を、

自分なりの表現で語っているな」と感じられる言葉のことです。

ポイントは、「他人から見て」という部分。

「自分の言葉」というと「自分オリジナルの言葉」と考えがちですが、

はっきり言って、それは不可能です。

人間は誰しも、さまざまな人の言葉の影響を受けて育つ、

生き物なのです。

借り物の考え方でも、自分の中で咀嚼し消化してから、

違う形にアウトプットすればいいのです。

 

他人から見て「自分らしい言葉」を見つける

数年前、オバマ大統領の演説がブームになりました。

演説の原稿はオバマ自身が書いているわけではありません。

スピーチライターが書いているのです。

でも演説を聴いて

「オバマは自分の言葉を語っていない」という人はいません。

いかにもオバマらしい言葉だと感心します。

つまり自分が書こうか書くまいが

「自分らしい言葉」で語ってさえいれば、

他人からは「自分の言葉」で語っているように見えるということです。

むしろ自分で「自分らしい言葉」を見つけることは

意外と難しいかもしれません。

共鳴力と言葉を選ぶ力のある誰かに、自分のモヤモヤした考えを聞いてもらい、

代筆してもらうほうが「自分らしい言葉」になるケースが多いものです。

そんな人との出会いを待ってはいられません。

自分で自分の考え方を見つけ、

「自分の言葉」で語る作業をしなければならないのです。

そのとき一番気をつけたいことがあります。

自分が語ろうとする言葉が

「他人から見て自分らしい言葉か?」ということです。

 

敏腕マネージャーになったつもりで、自分という商品を語れ

就職活動で考えてみましょう。

タレントがテレビ番組のオーディションを受けるのと同じなのです。

いくらタレントが魅力的でも、その番組が求めているものと違えば、

合格する可能性は小さくなります。

それでも敏腕マネージャーは、

その番組にふさわしいタレントの魅力を見つけ出します。

的確な言葉にしてアピールできるようにタレントを指導します。

あなたが就職面接を受けるときも、敏腕マネージャーの視点で、

自分という商品を見てみましょう。

どのような切り口で語ると、

面接官に自分という商品が魅力的に映るかを考えるのです。

たとえどんなに魅力があっても、面接官にその魅力がうまく伝わらないと、

あなたの「商品」としての価値がないことになります。

誤解しないでください。

これはあなたが、決して人間としての価値がないわけではありません。

 

誰かの言葉に、自分の体験や知識を組み合わせる

二次情報、つまり「借り物の言葉」では、人の心は動きません。

でも「借り物の言葉」に力がないのはわかっても、

「自分の言葉」は簡単に出てこない。

実は「言葉を借りること」自体には問題はないのです。

問題は「そのまま」の部分にあるのです。

誰かが語っている言葉であっても、自分の経験から感じたことや

本で読んだ知識などを組み合わせると「自分の言葉」になるのです。

具体的な方法としては、

いろいろな本を、読んで見ましょう。

「これは自分も同じことを考えていた」という主張に付箋を貼ります。

その主張を裏づける体験談やエピソードが書かれているはずです。

その部分を、あなた自身の体験や

人から聞いたエピソードに置き換えてみましょう。

次にテーマも変えます。

作家が書いた文章が「読書」だったら、

「音楽」や「映画」など離れたテーマの文章にします。

さらに結論や主張の部分も、同じ意味でも良いので、

別の単語を使ってみます。

出来れば、文章の順番や構成も変えてみましょう。

どうですか。

ここまで変われば、

もうあなたのオリジナルの文章や言葉に

なっているのではないでしょうか。

自分の言葉を見つけるのが苦手な人でも、

このようなエクササイズを繰り返しているうちに、

自分の意見を組み立てるコツがつかめます。

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